概要
Google Domainsで購入したドメインを使って、WordPressのサイトにアクセスできるようにします。
もしかしたら他の用途にもドメインを使い回すかもしれないので、サブドメインをWordPressの外部IPアドレスに割り当てます。
カスタムリソースレコードの作成
sasashima.works というドメインに blog というサブドメインを追加して、WordPressに http://blog.sasashima.works でアクセスできるようにします。
後で Let’s Encrypt でサイトをHTTPS化するので、サブドメインはAレコードとして登録します。
項目 | 値 |
---|---|
名前 | blog |
タイプ | A A レコードについて – Google Workspace 管理者 ヘルプ |
TTL (Time To Live) | 1h IPアドレスは変わらないので、デフォルトのキャッシュ時間で問題ない |
データ | 34.85.59.134 GCPで予約した外部IPアドレス |
合成レコードを追加するサブドメインの転送の方法ではLet’s EncryptでHTTPS化するときに上手くいきません。
転送では証明書が発行できない理由はLet′s Encryptの公式ページに説明があります。
追跡されるのは、“http:” から “https:” へのリダイレクトで、80 番ポートから 443 番ポートへのリダイレクトのみです。IP アドレスへのリダイレクトは許可されません。HTTPS URL へのリダイレクトである場合、証明書の検証は行いません (というのも、このチャレンジは、有効な証明書のブートストラップを意図したものであり、HTTPS URL へのリダイレクトの場合、途中で自己署名証明書や有効期限切れの証明書が存在する可能性があるためです)。
Let’s Encrypt – チャレンジのタイプ – HTTP-01 チャレンジ
WordPressアドレスを変更
次にWordPressのアドレス設定をIPアドレスから独自ドメインに変更します。
変更を保存すると、WordPressアドレスに設定したURLのログインページに戻されます。
(DNSの変更がまだ反映されていないとここで404エラーになるかもしれないです。その場合は反映されるまで待ちましょう)
ログインしようとしたところ、以下のエラーが表示されましたが、再度ユーザー名, パスワードを入力してログインを押したら、ログインできました。
動作確認
前回はIPアドレスでサイトにアクセスしましたが、ドメインの設定が完了したので、ドメインでアクセスできることを確認します。
まとめ
Google Domains, WordPressの設定を行い、WordPressのサイトにドメインでアクセスできるようになりました。