toxでテスト環境に環境変数を渡す

概要

環境変数をテスト環境に反映する場合は tox.ini に passenv を設定します。

環境変数がテスト環境に反映されない

デフォルトの設定では tox を実行したときに、実行環境の環境変数はテスト環境に反映されません。

import os

for key in sorted(os.environ):
    print(key, '=', os.environ[key])
[testenv]
skip_install = true
commands = python3 print_env.py

HOGE という環境変数を定義していますが、テスト環境では表示されていません。

tox.ini に設定を追加

passenv でテスト環境に引き継ぐ環境変数を設定します。

[testenv]
passenv = HOGE  # 環境変数をスペース区切りで指定する
skip_install = true
commands = python3 print_env.py

tox を実行すると、環境変数 HOGE が表示されることが確認できました。

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